7月10日(雨)
7月。にわかには信じがたいがもうこんな季節になってしまった。
とはいえここ数週間雨は降り続け、洗濯物は乾かず、空気の淀んだ部屋で何日間も同じパンツを履き続けたまま湿気たわかばを吸うという生活を送っている。
早く夏になってほしいものである。フリーターの私はもはや季節をほとんど感じられない体になってしまったがやはり夏と冬は不思議と楽しかった思い出もたくさんあり好きなのだ。
それはさておき今日、私米澤は就職活動をしていた。私の就職活動は基本的にアポ無し訪問である。
リクルートサイトで個人情報や志望動機などを登録した上で応募するのが一般的らしいが、そんなことをしていてはこちら側が不利になってしまう。
アポ無し訪問というのが一見馬鹿げた行為にみえて大変効果的だということは「ボウリング・フォー・コロンバイン」が証明している。
話は変わるが今日は少し不思議なことが起きた。訪問した会社のトイレでウンコをした際に、なんと正常な形のウンコとグチャグチャのウンコが同時に出てきたのだ。
最初見た際は困惑したが、これが実のところ大発見なのだ。これはシュレーディンガーの猫の矛盾点を示す現象である。
箱の中の猫が生きてる状態、死んでいる状態を認識できるが両方が重なった状態の観測が不可能だというのがシュレーディンガーの猫の概要だ。
これはケツの中のウンコが正常かまたは下痢なのかを認識できる~という文脈に置換することが可能ではないか。
だとすると今日私が観測した、正常なウンコと下痢便が重なった状態は矛盾している。
私はこれをひらめいた後ただちにそのウンコを写真に収め、現在提出用書類にまとめている所である。
ちなみに就職活動に関しては今のところ成果はゼロだが、近々皆さんに良い報告ができることを約束しよう。
余談ではあるが、今回私がしたためたシュレディンガーのウンコについてインターネットで検索してみたところいくつか候補が出てきた。
その内容は議論の余地もないくだらないものであり、怒りのあまり脱糞してしまったことは言うまでもないだろう。