2015年8月

    

8月13日(ほぼ晴)
まずは一ヶ月更新をサボったことを詫びなければならないが、反面嬉しいニュースもある。 ついに職を見つけたのだ。守秘義務もありどんな会社か詳しくは言えないものの、あえて言わせてもらうと100円ライター修理工である。 100円ライターの修理工自体極めてニッチな業種であることは承知済みだが、 私がこれまでやってきた駅のホームでガムを剥がすバイトに比べるとずっとクリエイティブな仕事であることは間違いないので今からでも資格取得などといった形でスキルを身につけていきたい所存である。 さて、私の就職活動事情のことなどみなさんにとってはどうでもいいことだと思いつつもようやく職にありつけたことは喜ばしいことだと思っている。 そんな自分のがんばりに対しご褒美といってはなんだが私はピンクサロンに行くことにした。 時間帯的には6000円だったが1000円引きのクーポン利用で5000円である。 100円ライター50個分(※税は考慮していない)と考えると眩暈がする額とはいえ褒美と考えれば相応の価値はあるだろう。 しかしながら、やってきた嬢は力士であった。 最近のピンクサロンは相撲部屋も併設しているのかと感心しつつ柔道部時代の経験を生かせると考えるところが最強を目指す私らしいとも言えるかもしれないが、 結果としては惨敗だった。しかも嬢から専門学校の学費を稼ぐために相撲部屋のバイトをしているという話を聞いたため上下から涙がボロボロ出てくるのだ。 私もあと半年近くガム剥がしのバイトを続けることになるだろうし少しは学費の返済に還元していこう、そう決意した真夏の夜(ナイト)であった。


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